思いついた言葉を書き連ねるところ。 Sound Horizonの曲を元にした短編の小説(詩)とか、書くかもしれない。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
プロフィール
HN:
六桜
性別:
非公開
最新コメント
[11/13 通りすがりの関西人]
[07/18 。。。]
[01/17 NONAME]
[12/10 ・‐・]
[09/17 名無し]
ブログ内検索
最新記事
(04/05)
(02/05)
(01/09)
(12/27)
QMA
(12/17)
最新トラックバック
バーコード
最古記事
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


『彼女』を求め、『男』は移ろう


犠牲にされた妹。
「でも、私は絶対に赦さないからね・・・」
緋く燃える焔の内に見える『男』を見据え、女は笑っていた


妹は誰からも愛されていた
器量の悪かった私は、そんな妹が妬ましかった


「妹(あの子)は他人とは違うから、
 お姉ちゃん(あなた)が助けてあげてね」

それが病の淵に倒れた母が遺した言葉だった。
母が亡くなった後、暮らしに変化が訪れる。
私は朝夕構わず働いた。
村の男達は優しかったけど、女達は冷たくなっていった。

そして
妹が子供を身ごもっていると発覚した。
村の男達は互いに顔をみあわせ口をつぐむ

派手な打音を立て、仕立て屋の若女将が妹の頬を張り飛ばした
ぐらりと世界が揺れた
そして私は若女将につかみかかり―――

妹は酷い仕打ちにあい、傷ついたはすなのに
でもあなたはやさしい子だから 全てを赦すのでしょうね

「――等しく灰に還るがいい!!」
燃え盛る焔を見、凍りつくような微笑とともに
つぶやいた
PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[12] [11] [10] [9] [8] [7] [6] [5] [4] [1]
忍者ブログ [PR]
material by:=ポカポカ色=