私はおかしい
もともとかもしれないが

あの人がいないと、
不安になる。
迷惑なのは解っている
…つもりだった

ふと思い出しては、
変えることのできない現実に悲しんで

この気持ちは何だろう
まんなかが、苦しくなる
何も手を着けられないほどに
泣いてるところは見せられないから
あふれないように、必死に我慢する


私は、あの人が好きだ


あの人が幸せなら、
私はそこから消えなければならない

あの人が幸せになれるなら、
気づかないようにいなくならなければ

でも、そんなの悲しすぎる
だけど元は私がいけないのだから、
耐えなければならない

あんなに楽しかったのは
初めてでした

寂しい、いやだ
置いていかないで
またひとりになるのはいやだ
己の冷たい体を自らで抱きしめ、
ひとり、へやで眠る
まるで昔と同じように

これが、手を出してはいけないものに
触れた者の末路なのかもしれない





とても苦しい、永遠の罰






でも…