思いついた言葉を書き連ねるところ。 Sound Horizonの曲を元にした短編の小説(詩)とか、書くかもしれない。
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『彼女』を探し 男は廻る



それでも私は――

季節が廻る。実りの秋が来る。
一夜限りのユメでも構わない
それをも女は永遠にできるから。

娘は恋をした。
しかし彼には、すでに恋人が居た

どうして相応しい季節に出逢えなかったのだろう

季節はめぐり、夏が過ぎた。
もうすぐ 秋が来る。
『収穫』の時期

2人の女と1人の男
一番不幸なのは誰なのか・・・

余ってしまった数字は引かなければ――

刹那。『何か』閃いた
真っ赤な果実(フルーツ)
引かれた数字 それは誰か

最後に現れた仮面の男。

荒野に残された1人は誰だろう
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ここに『彼女』はいるのだろうか・・・

「この罪だけは、神にも赦させはしない・・・」
一人の乙女がつぶやいた

想いの全てを告白した私を、あの人は「拒絶」した。
あの人から多くを学んだ。
ただひとつ違っていたのは、

私はあの人を愛してしまったこと

それだけはあの人とは「解り合えない」ものだと悟った。
そして私は彼女を追いかけた。

私の心は歪んでしまったのだろうか

「――ならば 私が赦そう」
そういったのは、仮面をかぶった男だった
彼女』を探し、男は彷徨う


それは誰の記憶なのだろう

「ねぇ、何故変わってしまったの・・・?
 あんなにも――」
その問いかけはもうすでに届かない。

気がつけば傍にいた。いつも一緒だった。
いつからここにいるのかもわからない
隔離された部屋の中の静寂

そこにいたのは1組の男女
男はうつぶせに倒れていた。
その少女の手に握られていたのは、ナイフだった。

何が変わってしまったのだろう

記憶にない場所
自分は誰
どうしてここにいるのか
わからない

彼が私に言った言葉が、思い出せない
どうして・・・

その記憶が改竄されていたとしたら
彼女は彼を愛していたのだろうか

「さぁ、――へ還りましょう、『お兄様』」
月明かりの差し込む暗闇の中、彼女は笑っていた
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